今回は日本史の独学勉強スケジュールを具体的に書いていこうと思います。
細かいテクニック的なことは後回しにして、まず独学を始める際に知っておいてほしい重要な事だけ簡潔にお伝えします。
時間の無い受験生のために、短くまとめますので参考にしてください!
全体的に…
- 通史を夏休みまでには終わらせて、その後に文化史を詰めてく
- やらない期間があるとすぐ忘れる!毎日一問一答に手を付ける
- 私文なら論述対策はほぼ要らないので、とにかく一問一答を繰り返す!
基本的なスケジュールとしては夏休みまでに通史に一通り目を通せれば問題ありません。
細かい知識は最初から詰め込みまくっても後で忘れるので、まずは歴史の流れ、骨格を理解することに重きを置きましょう。
そして暗記の際に重要なのは「まんべんなく、とにかく一問一答を繰り返す」 これです。
詳しい繰り返し方は最後の方に書きますね。
時代の流れのインプット方法(初回編)
1回目 スタディサプリ、あるいはTry ITの講義を聞く
復習 参考書「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」をひたすら読む
歴史を学ぶ上で一番重要な、「歴史の流れの理解」を独学でどうやるのか。という部分です。
丸暗記に走ってしまわないように、このインプットをしっかりやることが重要です。
そして最初のインプットは何と言っても「音声で」、無駄な知識も聞きながら「楽しく学習する」ことが大事です。
こういった点で、スタディサプリの日本史の先生はとにかく面白いので聞いてみましょう!
本当にお金の厳しい方はTry ITでインプットを済ませてしましましょう。
時代の流れのインプット(復習編)
残念ながら、 一回講義を聞いたくらいで流れを理解し暗記できるほど人間の頭は優れていません。
しかし復習まで授業で行って、時間を浪費するのはあまり頭の良い方法とは言えません。
何故なら復習において授業は「効率が悪い」からです。
だって同じ内容なら聞くよりも読んだ方が早いでしょ?
さて、復習のとときに必要になるのが、「講義系参考書」です。
「ここって因果関係どうなってるの?」とか「最初のインプットから時間経っちゃったから流れを忘れてしまいそう」といった悩みを解決してくれるのでずっと重宝します。
細かい知識のインプット
時代の大まかな流れが把握出来たら、次はもっと細かい知識を詰めていく必要があります。
こういった知識の定着を図るには、一問一答の参考書が優れています。
おすすめは東進の日本史B一問一答 (★が無いやつはやる必要なし、無駄) です。
この一問一答集は、入試問題を徹底的に分析して作られているため、とても入試に役立ちます!
この参考書は★の数によって難易度が分かるようになっています。
GMARCHなら★1つの部分までやれば問題ありません。
★が0個の問題をやっている暇があるなら、その時間を他の教科の勉強に当てましょう。
時間の無駄になります。
一問一答の繰り返し方(一番重要)
では、一問一答はどのように使うのが良いのでしょうか?
実は、用語問題が大部分を占める私立入試では、この一問一答をどれだけ覚えられるかが重要です。
たくさん覚えるためには、効率的に暗記をしていく必要があります。
どのように繰り返せば暗記できるのか、解説します。
①一問一答を大体半分くらいに分けて前半、後半に分ける
(例えばページが200ページあったら1~100ページが前半、101~200ページが後半)
②前半、後半どちらも1時間ずつ毎日解くようにする
※30分でも良い、とにかく毎日触れることが大事
③間違えた所は付箋を付けて、一目で分かるようにする
※同じ時代をずっと繰り返したり、ひたすら一番最初のページから解いていくのは無駄!
集中出来なかったら映画見ながらでも何でも良いから、とにかく毎日触れる!!
過去問は…?
出題範囲に論述があったり、資料問題の比重がでかかったりする場合は別に対策をする必要がある。 しかし基本的に過去問を解くことはそんなに重視しなくて良いです。
GMARCHの日本史は単純に知識を問うものがほとんどなので、一問一答をしっかりやっていれば答えられます。
過去問を何回も解くよりも、何回も一問一答を繰り返すことにしましょう。
最後に
GMARCHの日本史は独学で乗り切りやすいです。
一問一答をとにかく繰り返して、暗記をして、
第一志望合格まで頑張っていきましょう!
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